先日、新橋の居酒屋へ行きました。こちらはある食材を専門に扱っているお店で、その食材に合う日本酒もご提供できるお店でした。ご提供頂いた日本酒は格別で、今まで飲んだ日本酒の中で一番、飲みやすくおいしい日本酒でした。お聞きすると普通には流通していないお酒らしく、メーカーから直接購入しているそうです。 そのお酒のお話から始まって、その後はそのお店のおやじさんからいろんなお話を聞くことできました。 ご提供している食材のこだわりやその作り方、弟子への指導や作り方の伝承、百貨店での販売のことや販売する上の苦労、お客さんへの接し方や真心など・・・話は尽きません。しかし、尽きない話はどれも興味深く、すっかり聞き入ってしまいました。 まさに江戸っ子の板前さんというのはこういう人のことを言うのだろうと感じました。「こだわり」これを伝えることが商品のブランド化につながるのだろうと思いました。このこだわりを伝える一つの方法として出版は使えるのではないかと思います。 企業や個人、商品などのこだわりを本(文章)を通じて伝えることができれば、きっとファンができるだろうと思いました。 お話を聞いたこのお店のファンになった私のように・・・